「ゾーンは、絶滅した」拉致した音緒にそう告げたのは、ほかならぬゴースト自身だった。「嘘じゃねえ。俺が最後の一人さ」本当に?でも、だったらなぜそれをあたしに?音緒の当惑をよそにゴーストは言葉を続ける。ひいてはゾアハンターと取引をしたい。騒ぎを起こさないかわりに、このまま見逃してほしい、と。しかし運命は、彼…そして彼らに安寧の享受を許しはしなかった。ゾアスクァッド。精鋭自衛官で組織されたゾーン討伐部隊。最新鋭の武装に身を包んだ彼らが、最後のゾーンを「狩る」ために動き始めたのだ。丈とゴースト、そしてゾアスクァッ7|1E80F5&pbt=B&pb