日本語ブームの中、雲霞のごとく日本語「本」は生まれ続けており、日本語ファンはつい手に取ってしまいます。でもすべてを買うことはできません。この一冊で、もう最後にしましょう。本書の特色は、その場限りの知識、酒飲み話に終わらせず、日本語が気になる心ある読者が、常に座右に置き、鞄の中に入れて持ち歩ける内容になるよう心掛けました。ドリルは、著者が新聞社勤務で培った現場感覚、その後学生・社会人に講義した経験から厳選。あくまで実用重視、試験などにも頻出する問題も豊富で、クイズ形式の楽しさもあり、言葉に関心の薄い若い人にも最適です。