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保守と革命、西洋と東洋、中国と日本…複数の対立軸から思想史を再編する挑戦的論集!19世紀末から20世紀後半にいたる東アジア史の激動期を生きた日中の思想家・学者・運動家たち。西洋への追随に甘んじることなく、儒教や仏教など伝統思想の革新も通じて真理を追究した先人たちの足跡に、いま私たちは何を学ぶことができるか?多様な人的交流や相互影響関係のなかで生き出された主義主張を読み解き、学知の交差する歴史に焦点をあてた、京大人文研の共同研究にもとづく全47章の最新論文集。
第1部 二十世紀哲学の東アジア的展開(東アジアにおける哲学の展開と相互交流 翻訳の問題を中心に中日の近現代哲学における反啓蒙の論述 張君〓と西田幾多郎をめぐって東アジア的な心の哲学 西田幾多郎と牟宗三における行為的自己 ほか)第2部 中国思想の二十世紀的展開(共和の危機、近代化構想の文化的転向、啓蒙の先鋭化「旧邦」は何を以て「新命」を得たるや 近代中国儒家思想の自己変革の二つの道儒教復興と解放儒学の歴史的逆説 革命派の章太炎とマルクス主義史学者の翦伯賛を手がかりに ほか)第3部 二十世紀思想史のなかの日本(東アジアの視座から幸徳秋水の思想世界を再考する『二十世紀之怪物帝国主義』などの今日的な意義田岡嶺雲における「数奇なる思想の謎」明治期における中日交流史の忘却された一断片体験と思索 田中正造の「自治」 ほか)