1 医療人類学の可能性―健康の未来とは何か?;2 病気と文化―人間の医療とは何か?;3 呪術―理不尽な闇あるいはリアリティか?;4 憑依―病める身体は誰のものか?;5 シャーマニズム―シャーマンは風変わりな医者か?;6 グローバル化する近代医療―医療は帝国的権力か?;7 リプロダクション―「産むこと」は単純ではないのか?;8 女性の身体―身体は所与のものか?;9 エイジングと文化―老いはどのように捉えられているか?;10 心と社会―狂気をどのように捉えればいいか?;11 今日における健康問題―なぜある人びとは病気にかからないのか?