【特集】 対潜ヘリ母艦から“空母”へと至る道程
徹底研究! 海上自衛隊のDDH
ヘリ搭載護衛艦DDHという艦種は、今から50年前に初めて海上自衛隊の戦列に加わった。 海上自衛隊は早くから対潜ヘリ空母CVHの導入を模索していたのだが、その実現は遠く、「はるな」型/「しらね」型DDHは、ある意味妥協の産物ではあった。 しかし、両タイプによりヘリ運用のノウハウを着実に身に付けた海上自衛隊は、ついに全通飛行甲板を備えたDDHを実現、2009年に「ひゅうが」型を就役させた。 さらに2015年にはより航空機運用に特化した「いずも」型を就役させ、今や海上自衛隊の保有する4隻のDDHは、全艦全通飛行甲板を備え、海自護衛艦では戦後初となる固定翼艦載機の搭載も視野に入ってきた。 今回の特集はDDHの歴史を紐解きつつ、海自DDHの特徴、装備、役割など、全方位から徹底研究。海上自衛隊最大の護衛艦、DDHのすべてを解説していく。
目次 春から秋へ 季節をまたいだ大航海 IPD23「いずも」航海記
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