そうしなくてはだめだと思い込んでいることはないかい?それは君にとって本当に大切なことなのか、真剣に考えてみたことがあるかい?もし、君がどんなことをしてもやり通すというなら、それもいいだろう。だが、それが、何の望みも願いもない、ただの暴走であるなら、君は“イマジネーター”の手の中に墜ちているのかもしれない。もしそうなら、このぼく―“ブギーポップ”は、何度でも君の前に帰ってきて、そして“対決”するだろう―。エンタメノベルの歴史を変えた傑作の続編に再びの結末が訪れる。巻末に上遠野浩平書き下ろし「補記」を収録し、イラストレーター緒方剛志描き下ろしイラスト仕様で贈る新装版。
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