Yoihon 良書網 訂購日本書籍、雜誌、動漫,WhatsApp 9411 6767 查詢
要旨 |
先の大戦の日本の敗北は、強大な国力を誇るアメリカとの開戦を決断した時点で、半ば決まっていたといえる。自国にとって「都合のいい情報」だけを採用し、確たる長期戦のプランを立てずに対米英戦を始めたのは、日本の陸軍、海軍が組織として「硬直化」していた証である。個々の戦闘に敗北しても、指揮官が責任を取る例は珍しく、年功序列による温情主義的な人事が最後までまかり通っていた。なぜ、日本の陸海軍は理性的な判断ができず、非合理な失策を繰り返したのか。なぜ、自ら過ちを反省し、正すことができなかったのか。極度の同質集団であった日本陸海軍が陥った錯誤から、現代の我々が学ぶべき「失敗の本質」とは。 |
---|---|
目次 |
第1部 陸軍編(総論 良識派はいたものの…第三世代の「失敗の本質」 |