メディアで報じられる多数の医療事故や医療訴訟。だがその現場の実情を正確に伝えるものはほとんどない。もし自分が当事者となったとき、どう対処したらよいのか。本書は医療事故に関する医師・看護師などの判断、一般の方々が医療事故に抱いている誤った意識に接するたびに、なんとかしなければと思い、精一杯がんばってきたという著者の実感と熱意から生まれた。さまざまな医療事故の原因から病院の管理体制、医療裁判の実情まで、現場を熟知した法医学の第一人者があるゆる疑問に答えた、最新知識満載の現代「医療事故」対応ハンドブック。