責任を人になすりつける人。成功は自分のもの、失敗は他人のものにする人。自分に甘く、人にきびしい人。いますよね、こんな人たち。謙虚で、控え目、他人を思いやり、非があれば、すぐに謝り、進んで責任を取ろうとする―かつての日本人に対する国際的な評価である。言わなくても分かり合えた時代は、終わったといえる。控え目にしていたら、踏み台にされかねない時代、謝っていたら、逆にやられてしまう時代になってきている。そんな人間関係の中では、自己主張するしかない、と考える日本人が増えている。本書は、自分のことを棚にあげ、平気でも396110286.jpg
4396110294