二一世紀、グローバルなデジタル時代に入り、世界中のコンピューターに収蔵されている情報の八〇パーセントが、英語をベースにしていると言われている。あらゆる分野で、英語が主要言語として使われ、わが国もその例外ではない。カタカナ英語が生活にも入り込み、いまや「新日本語」の感覚で使われている。それらの言葉について、英語本来の正しいスペルや語源を調べてみると、人間くさい言葉であることがわかる。わかってみれば、カタカナ英語にも親しみがでてくる。本書では、IT関連、文化、経済、社会に関する主要な一六三の語を五〇音順に並べ、解説した。