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一九世紀、李朝末期の朝鮮半島各地を放浪しながら、天才のひらめきに富んだ詩を残した、“朝鮮の山頭火”とでもいうべき詩人がいた。金笠。名門でありながら廃された家に生まれ、自らの出自を知って出奔、死ぬまで反骨の生き方を通した。だが、その生涯の悲劇性にもかかわらず、金笠の詩は鋭い風刺とユーモアを湛え、死後一三〇年を経た今も庶民の心を捉えつづけている。権威を嗤い、酒色を愛し、民衆の心を詠いながら路傍に果てた旅人の生と詩を、丁寧に紹介・解説する。