東アジア近代における「公論」と「交際」 第1部 儒教的政治文化と「公論」(武士の政治化と「学党」―一九世紀前半の日本における「士大夫的政治文化」の台頭 儒学と真宗説法―僧月性と幕末の公論空間 公論正義の敵―長野義言研究序説) 第2部 東アジア近代の「交際」と新聞(プロイセン東アジア遠征と日本・中国―近世近代転換期の日中外交比較の試み 明治初年の開化論と公論空間 台湾出兵をめぐる東アジアの公論空間) 第3部 ナショナリズムの時代における「公論」と「交際」(「体験」と「気分」の共同体―戦間期の「聖地」ツーリズム 「理性的な対話」による平和―太平洋問題調査会の試みとその限界 言葉による戦―アイデンティティをかけたアイヌの長い闘い)
|