社会の保守化とともに、「寝た子を起こすな」と性教育もバッシングされはじめている。だが性の低年齢化は進み、そのトラブルも深刻化しているのが現状だ。「自然にわかる」「学校にまかせておけばいい」とのんびり構えてはいられない。親が家庭で子どもに正しい知識を与え、子どもが発した問いや、ちょっとした変化に真摯に対応することが求められている。本書では、長年性教育にたずさわってきた著者が小学生から思春期までの子どもとのやりとりを想定し、親がどう「性」を教えるかを具体的にアドバイス。さあ、子どもと向き合ってみましょう。