「日本では週に何回ぐらい寿司を食べるの?」「お気に入りの寿司シェフは誰?」アメリカ滞在中、何度も質問攻めにあった著者は、ふと気づく。スーパーの惣菜コーナーにはごく普通にパック寿司がおかれ、おしゃれな寿司バーは街のあちこちで大繁盛。SUSHIは日本以上にアメリカで愛され、日常生活に溶け込んでいる!全米各地の寿司ビジネスの現場を訪ね、食べ歩く日々が始まった。客と職人が一緒になって踊りだすディスコ寿司屋、続々と誕生する青い目の寿司シェフたち、そして今や日本に逆輸入されるアメリカン寿司ロール…ダイナミックに変容するSUSHIが教える日米の「食」の明日。