第4回ネット小説大賞受賞作!
平凡な青年、土屋紅(つちやくれない)が目を覚ますと、そこは巨大な教室だった。教室には老若男女を問わず人が集められており、全員が異常な状況に戸惑っている。そこに突然現れた女教師が、こう言った。「皆さんには異世界に転移してもらいまーす」。能力を自由に選んでいいと言われ、テンプレ異世界チートに喜ぶクラスメート達。そして、いざ、異世界に転移する瞬間。妖艶な笑みを浮かべた女教師が、呟いた。「まあ、大半が異世界に立つこともできないでしょうけどね」。生き抜くために必要なのは、推理、裏読み