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[要旨]
我々が生まれ・働き・死にゆく歴史的現実の世界とは、“形作られて形作ること”において成立する、自由即必然の「自然法爾」の世界にほかならない―弁証法の論理から「矛盾的自己同一」の論理へと転回し、田邊元・戸坂潤の批判と対決しつつ「絶対的論理主義」の立場へと成熟してゆく、西田後期の歩みを綿密に跡づける。前著『西田哲学の論理と方法』とともに、西田哲学の全体像を新たな視点から彫琢・照射する渾身の力篇。
[目次]
序論 後期西田哲学に問うべきこと
第1章 行為的直観と絶対弁証法の論理―『哲学の根本問題 続編』から『哲学論文集第一』まで(歴史的現実の論理への問い
行為的直観と永遠の今の自己限定―「非連続の連続」と否定性 ほか)
第2章 生命の自証と生命の論理―『哲学論文集第二』(田邊元による方法論的な再批判
戸坂潤による方法論的な再批判 ほか)
第3章 自覚的直観と矛盾的自己同一の論理―『哲学論文集第三』以降(田邊元の方法論的な批判への再評価
戸坂潤の方法論的な批判への再評価 ほか)
終章 西田哲学の論理と方法―徹底的批評主義から絶対的論理主義へ(徹底的批評主義
絶対的論理主義―後期西田哲学の論理と方法)
[出版社商品紹介]
後期西田哲学が彫琢・展開した「歴史的現実の論理」、その徹底的批判主義から絶対的論理主義への道程に、現代的な普遍的論理を探る。