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特集:静止画と映像の新しい関係論 写真と動画。カメラマンを取り巻く状況は、紙媒体だけでなくWebやデジタルサイネージをはじめムービーまでと、際限なく広がっています。スチルカメラマンがムービーを撮影するケースも珍しくありません。プロならではの高解像度のカメラもある反面、最近のiPhoneやコンパクトカメラでもムービーを撮影して編集もできてしまう環境が生まれています。このようにテクノロジーが進化し多様化している現在、最終的には作り手の思考が重要になってくると言えます。今回の特集は、最先端の技術的手法やアナログ的な表現方法などを用いて活動する、もっとも旬なカメラマン、写真家、映像作家、アートディレクターにスポットをあてます。どのような思考過程で表現されたイメージやコンテンツなのか。またスチルだけでなく映像にも取り組んでいるクリエイターを中心に彼らの取り組みを探ります。特集のすべての登場人物にご協力いただき、誌面の写真にAR機能を付加しています。誌面の画像にスマホやタブレットをかざすだけで動画が始まり、取材中の風景や、コマーシャルや映像作品を誌面で見ることができます。※AR機能とは、拡張現実(かくちょうげんじつ、英: Augmented Reality、AR)、人が知覚する現実環境をコンピュータにより拡張する技術、およびコンピュータにより拡張された現実環境そのものを指す言葉です。今回は、誌面の静止画をマーカーとして、AR機能により動画を見ることができるというものです。動画の作品をはじめ、普段は見ることができない取材風景やメッセージを、平面である誌面により動画で伝えるという試みです。CONTENTS ■特集:写真と動画。・水口克夫/アートディレクター ・瀧本幹也/写真&映像 ・市橋織江/写真&映像 ・鈴木心/写真&映像 ・浅田政志/写真&映像 ・柿本ケンサク/演出家・映像作家・写真家 ・kisimari/写真&映像 ・井野英隆/映像 ■特別対談:佐藤可士和×松井章奎(極真会館 館長) ■動画撮影と編集の基礎知識 ・監修:岩元 康訓/映像作家 ■デザインノート コラム ・デザイナーの道具箱[技術編] ・CULTURE NOTE[カルチャー編] ・PICK UP WORKS ほか