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前近代の日本、そしてアジアにもたらされた最大のグローバリゼーション―それを惹起したのは「仏教」であった。仏教という異文明との遭遇は、文字・言語、造形・技術、思想・宗教、世俗秩序等、あらゆる文明の展開と関わり、また、社会に共生と差異の可能性を胚胎させた。人類の歴史が経験してきた「仏教」という参照軸から、世界の形成と構築のメカニズムを考えるための百科全書的論集。
第1部 文字・言語の翻訳と展開(パーリ仏典圏の形成―スリランカから東南アジアへ
漢語仏典と中央アジアの諸言語・文字―中世イラン語、特にソグド語仏典の場合 ほか)
第2部 文字・言語の書写と再生(正倉院文書と古写経―隅寺心経の基礎的観察
古代日本の仏教説話と内典・外典―『日本霊異記』を中心に ほか)
第3部 教理の解釈と転回(台密に見る密教の東漸―円仁撰『金剛頂経疏』の教学的特色を中心に
龍女の復権―五障・転女成仏説への批判としての『法華経』龍女譚の再検討 ほか)
第4部 仏教の造形化と浸透(敦煌壁画に見る八大菩薩像
弥勒仏像の諸相と「仏教」の流伝―四川地域の造像を例に ほか)
付録 天平改元以前の仏典・仏菩薩等一覧