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日本語版への序文
謝辞
序文
第1章緊縛の世界—精神、歴史、産業
結びは日本文化と切っても切れない実用的かつ神聖な要素である
緊縛の歴史と起源(1)捕縄術—捕え縛るための武芸
緊縛の歴史と起源(2)公式の罰、非公式の罰—力の象徴
野蛮から芸術へ—エロティックな責め絵の誕生
■ 歌舞伎と「新派」劇
■ グラフィック・アート
出版と写真—伊藤晴雨とSMの進化
■伊藤晴雨の登場
カストリ雑誌とSM雑誌の黄金時代
「現代的」SMの出現と第二次雑誌ブーム
映画におけるSM—驚くべき日活の事例
今日の緊縛—アートか、ポルノか、単なる個人的情熱か
幕間 フォトギャラリー
第2章 緊縛に歴史における26人の重要人物たち
月岡芳年—浮世絵師
伊藤晴雨—アーティスト、現代的緊縛の父
美濃村晃—アーティスト、作家、雑誌編集長、縛師、天才
辻村隆—ロマンティックな縛師
名和弓雄—作家、歴史家、江戸武芸専門家
椋陽児—鉛筆デッサンの大家
長田英吉—SMステージショーの父
団鬼六—小説家、雑誌編集長、映画製作者
谷ナオミ—映画スター
濡木痴夢男—伝説の縛師
浦戸宏—映画縛師、自称ロープマン
小日向一夢、春日章、小妻要—三人の黄金時代の絵師たち
明智伝鬼—縄の天才
杉浦則夫—写真家
雪村春樹—縛師、出版者、プロデューサー
有末剛—有名女優写真集やメジャー映画でも活躍する才気溢れる縛師
早乙女宏美—緊縛モデル、作家
麻来雅人、奈加あきら、乱田舞—若い世代の縛師、ステージパフォーマー
廣木隆一、石井隆—映画監督
長田スティーブ—西洋生まれの縛師、ステージパフォーマー
鏡堂みやび—現代の責め絵師
幕間 用語集
第3章 ハウツー緊縛
基本原則 1安全性 2常識
緊縛の基礎となる哲学、実践、道具、エロティシズム 1哲学2実践3道具4エロティシズム
緊縛の古典的な型(1) 3本縄の高手小手縛り(別名後手縛り)
緊縛の古典的な型(2) 胡坐縛り
緊縛の古典的な型(3) 菱縛り
あとがき
参考文献
日本語版解説
日本人の知らない日本文化史の奥深さに触れるきっかけに アリス・リデル