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「あらわれでたのは、くろマントに、くろい ぼうしの さんにんぐみ。それはそれは こわーい、どろぼうさまの おでかけだ。」お話の始まりは、こんな文章で始まります。反対側のページは、くすんだ青色で表た夜を背に、三人組の黒いシルエットが影絵のように浮かび上がっています。ちょっぴりこわくはじまりますが、 泣く子も黙るこわいこわい三人組のどろぼうが、ある日小さな女の子と出会ったことで思いがけない転身をする楽しい物語です。ストーリーは奇想天外で、ユーモラスで何となくロマンも感じさせてくれるものです。トミー・アンゲラーさんのダイナミックな構成と、黒を基調に、きれいな黄色と赤が効果的に使われている色使いはすばらしく、一度この本を読んだらきっといつまでも印象深く記憶に残る絵本です。いまえよしともさんの訳もすばらしく、絵とストーリーと言葉がぴったりとあって絶妙なしゃれた小気味よさを作り上げています。【偕成社コメント】