時は大正時代。多喜子は、父・永之助が訳した中国の書物「四神天地書」の中に突然吸い込まれる。降り立った異世界で、自分が玄武の巫女だという運命を知り…? 「ふしぎ遊戯」の始まりの物語、玄武の巫女の伝説が今、幕を開けた。
妖魔と戦う女宿(うるき)たちを残し、現実世界に戻ってしまった多喜子(たきこ)。本の中と現実世界で時間の流れが違うことに気づいた多喜子は母親を生き返らせるという新たな目的を胸に再び四神天地書の世界へ向かう。女宿の腕に抱きとめられた瞬間、多喜子は確信した‐‐‐女宿を愛している…!6人目の七星士・牛宿(いなみ)登場!急展開の第5巻!