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うらうらに照れる春日にひばり上がり心悲しもひとりし思へば—大伴家持は自然と心情の繊細な描写で、万葉集の掉尾を飾る歌風を切り開いた。他に越中遊覧の歌、防人の歌等。最後は因幡守家持の正月賀歌。巻十八‐二十の四百八十五首。全歌、訳・注付。