本書は、2008年11月に、山田孝雄没後50周年・『日本文法論』刊行100周年を記念して東北大学で開催されたシンポジウム「山田文法の現代的意義」を基にした論文集である。当日のパネリスト4名(仁田義雄・斎藤倫明・山東功・尾上圭介)の他に、山田文法を含む近代文法学に造詣の深い10名の研究者に新たに声を掛け、あらためて山田文法の有する現代的意義について様々な観点から究明した。執筆者:石神照雄、井島正博、大木一夫、尾上圭介、釘貫亨、工藤浩、小針浩樹、今野真二、斎藤倫明、山東功、ナロック・ハイコ、仁田義雄、野村剛史、服部隆