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中国・南宋時代の寧波周辺の地において、淳熙5年(1178)からほぼ10年をかけ、林庭珪・周季常という絵師により全100幅が制作され、うち82幅が大徳寺に伝来する「五百羅漢図」。卓抜した画技と豊かな彩色を誇る中国・南宋時代の仏教絵画を代表する名品として知られる。また画中に金泥で記された銘文の存在によって、かつて寧波所在の寺院に伝来したこと、さらには画家・施入者の名前が判明する点でも極めて貴重である。
大徳寺伝来五百羅漢図 . 「大徳寺伝来五百羅漢図」共同研究の概要 谷口耕生著. 「大徳寺伝来五百羅漢図」銘文の可視画像化について 城野誠治著. 日本大徳寺伝来五百羅漢図銘文と南宋明州士人社会 近藤一成著. 大徳寺伝来五百羅漢図の成立背景〈承前〉 井手誠之輔著. 林庭珪と周季常、二人の画家とその傾向について 北澤菜月著. 木村徳応筆五百羅漢図 谷口耕生著. 大徳寺五百羅漢図 ユキオ・リピット著 定村来人訳共同刊行:国立文化財機構東京文化財研究所