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日本褥瘡学会が発足し,今年で15年目を迎えます。褥瘡学会発足前にはまったく光の当らない褥瘡でしたが,現在では各病院,各施設,在宅で積極的に取り上げられ,治療や予防が行われるようになり,患者にとって真の福音となっております。これは褥瘡学会の活動と皆様のご協力のおかげだと感謝しております。ただ一生懸命皆で努力はしているものの,やはりまだ褥瘡発症を0にすることはできず,また,できてしまった褥瘡を早く治すことについてもあまりできていません。
褥瘡治療・ケアは過去の第1ステージ,すなわち,「早く見つけ早く処置を!」「よいというものは何でも試みる!」の時代は過ぎ去り,第2ステージに移り,「看護・介護の質向上」を考えるときだと思います。したがって,褥瘡ケアの分野において,看護・介護の質向上にはWOCナースが中心となって動かなければなりません。患者側に立ったケア・治療・予防を行うこと,治癒を早めること,cost effectivenessも考えた質のよいケアを行うことなどが必要です。
したがって,WOC Nursing 創刊号の特集では「ETからWOCへの変遷とその苦労,WOCが確立してからの褥瘡ケアの治療の分野における活躍,それに伴う褥瘡ケアの進歩にWOCの果たすべき役割,さらにWOCナースの将来性と発展」について発信していきたいと思います。