幕末から明治にかけて来日した外国人は、日本の近代化のさまざまな場面で
多くの貢献をした。「お雇い外国人」と総称されるこれらの人びとの多方面の活
躍とその全体像を上・下2巻に集成する。永年このテーマを追究してきた著者
の研究の集大成である。
下巻には、通論として、お雇い外国人の登場、群像、生活と風俗、各論として、
グリフィスや和歌山藩のお雇い外国人、カール・カッペン、ジュ・ブスケ、大阪・京都
の外国人のこと、資料解説、などを収録。また付録として雑司ヶ谷・青山霊園の
外国人墓碑銘を付載。
既発表稿だけでなく、書き下ろし新稿も収載する決定版。