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「作者はどうしてこういうふうに表現したのだろうか?」通念から離れて独自化する「詩精神」。サブカル分析が「詩性」の発現と相即する自由な場を形成し、畏怖の念を持って肯定する。作品構造に分け入ることができたとき、真に対象化できたという「官能」に近い喜びが待っている。『ゆれる』(西川美和)『LOFT』(黒沢清)『ストロベリーショートケイクス』(矢崎仁司)『9.11-8.15 日本心中』(大浦信行)『愛のむきだし』(園子温)『ウルトラミラクルラブストーリー』(横浜聡子)『あんにょん由美香』(松江哲明)『八日目の蝉』(成島出)『アベックパンチ』(古澤健)『半分処女とゼロ男』(佐藤佐吉)『サウダーヂ』(富田克也)『贖罪』(黒沢清)『311』(森達也、綿井健陽、松林要樹、安岡卓治)『旧支配者のキャロル』(高橋洋)『先生を流産させる会』(内藤瑛亮)『闇金ウシジマくん』(山口雅俊)『桐島、部活やめるってよ』(吉田大八)『I'M FLASH!』(豊田利晃)『アウトレイジ ビヨンド』(北野武)等、約70もの作品を批評!