Yoihon 良書網 訂購日本書籍、雜誌、動漫,WhatsApp 9411 6767 查詢
徳川家康は羽柴秀吉の支城である坂本城を奪取すべく、石川数正率いる一万五千の軍勢を近江に送り込んだ。だが、それは羽柴軍を居城から釣り出し、手薄となった大坂城を奪取するという囮作戦だったのだ。この家康の企みに気づいた秀吉は勝竜寺城に秀長の軍勢を隠し、さらなる罠を仕掛けて徳川軍を待ち構える。一方、真田昌幸は徳川軍が出陣した隙を突き、南近江を制覇すべく進軍を開始した。北陸では上杉景勝が動き、前田利家を叩き潰さんと能登の末森城に侵攻し、さらに加賀までも収めようと画策する。この間、幸村は琵琵湖水軍を創設し、坂本城を攻略するために昌幸と共に新たな戦略を打ち立てる。それは真田昌幸が天下人となるための壮大な大戦略の始まりだった。