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明治後半の出版界を文字通りリードし、私設文部省の異名さえ受けた博文館も、大正・昭和への変遷と共に退潮を余儀なくされたが、その後の1920(大正9)年創刊の雑誌「新青年」は、唯一探偵小説の源泉として多くの有名作家を輩出した。ここでは主としてその晩期(1920・昭和17年代)、戦時下軍部の統制下における博文館の日常が「新青年」編集部を中心に詳細に語られている。なお、続く「戦中記」では、激戦のラバウルから比島、さらに餓死島パラオに至る死地を放浪、かろうじて生還した著者のなまなましい体験談が記されている。